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【神社】神社の夏を迎える準備!夏越の大祓①

【神社】神社の夏を迎える準備!夏越の大祓①
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6月に入りましたね!

この1か月が終わると…1年もちょうど折り返し。
この1か月が終わると…夏が来る。

なんとなくちょっとした節目のような感じもする6月。

実は神社にも、この6月ならではの…
もっと細かく言うと、多くは6月30日に行われる
ちょっと有名な行事があるの、ご存知ですか?

夏越の祓(なごしのはらえ)

中には茅の輪が神社に設置されるのを見て
あぁ、夏がもうすぐだなぁ…なんて
感じる方もいるかもしれません。

実は夏越の祓は気持ちの切り替えや
悪い流れを断ち切るタイミングにピッタリ。
皆さんも『今年後半に向けてちょっと気合入れなおしたい!』
なんてこと、ありませんか?

夏越の祓って何なの?
実際どうしたらいい?作法は?

そんな疑問を解決して
今年は神社のパワーをもらいに行っちゃいましょう!

祓え、って…何?

辞書によれば
【神に祈ってけがれや災いを取り除く。清める。】
と出てきますが…まさに読んで字のごとく!笑

神道上では日々、生きている中で
意図せず罪や穢れというのはつくものです。

今では”罪”とはちょっと違うもの…
例えば、かつてすんごーい昔は
落雷にあうこと自身が罪の一種として考えられていて
そういった日々積み重なってしまった罪や穢れを
祓い、清める神事を【祓(はらえ)】といいました。

よく何か悪いことが続くと
『お祓いしてもらいなよ!』って
言いませんか?

厄年の方は
『厄祓い』、行きますよね?

それと同じ【祓い】です。

そして特に女性!
1か月に1度来る月のもの。
これも穢れの原因のひとつと考えられているんです。
体のメカニズム上、毎月来るものだし
今はどうして、っていうことだってわかる。
悪い事じゃない。
でも昔の人にとっては未知のものだったのかもしれないですね。

chinowa_kuguriこの大祓の日に、無病息災などを祈願して
それまでの穢れを人形(ひとがた)に移し
「大祓の詞(おおはらえのことば)」という
祝詞(のりと)を唱えながら茅の輪をくぐる

これが大祓の神事です。

そしてこの祓えのうち、
大規模なものを【大祓(おおはらえ)】といい
1年に2回、6月と12月の晦日に行います。。
6月の大祓を【夏越の大祓】
12月の大祓を【年越の大祓】
12月は大晦日とも重なり、影が薄いので(笑
夏越の大祓のほうが、ちょっと知名度が高いかもしれないですね。

夏越の大祓

夏越の大祓の目的はざっくり2つ。

さっきも話したように、日々知らずに身についてしまった
穢れを清め祓うこと。
そして、無病息災の祈願です。

どちらも、神道の神様たちが起源となっているのですが
昔はまだ毎日洗濯や入浴をしておらず
夏場はひでりが続いたり、雑菌の繁殖が多い時期だったり…
今のように冷蔵庫があったわけでもないので
食材が痛み、それが理由で病にかかったり
疫病だって発生します。

…つまり1年の中でもなかなか生き延びるのが過酷な時期に向け
神さまのご加護を求めた、っていうのもあるみたいですね。

それが今も風習として残っているわけです。

大祓の起源

大祓の起源については色んなサイトが色々説明してましたが

大祓の起源はイザナギノミコトの禊とスサノオの祓
茅の輪くぐりの起源はスサノオノミコト

という2つ別なのに
ごっちゃになってるところが多い気がします。

大祓

愛する妻、イザナミノミコトを追って
死者の国に踏み入れたイザナギノミコト

現世に帰ってきて
身についた穢れを清めるため
禊(みそぎ)を行いました。
この禊で最後に生まれる最も尊い三神が
アマテラスツクヨミスサノオ三貴神ですね。

またさらに後世…
高天原への滞在を許されたスサノオ
様々な罪を犯します。
田畑の畔を壊したり
神殿で粗相をしたり
皮を剥いだ生きてる馬を人の家に投げ込んだり…

結果アマテラス天岩戸に隠れてしまうのですが
この一件が収まった最後に
スサノオは髭を切られ、手足の爪を剥がれ
そして高天原から追放されます。
このあがないのことをさして
解除(はらえ)=犯した罪を償うこととしています…

この禊とはらえは目的が似ていたので
いつしか合わさり禊祓(みそぎはらえ)という神事が
記紀(古事記と日本書紀)にも出てくるのです。

蘇民将来

さっきも出てきたスサノオノミコトにはこんなお話も。

ある日、武塔神という神様が人間の姿に化け
とある兄弟に一夜の宿を求めました。

裕福だった弟の巨旦将来(こたんしょうらい)は断り
貧しいながらも兄の蘇民将来(そみんしょうらい)
手厚くもてなしました。

その後、武塔神は自分がスサノオであると告げ、
茅で作った輪を腰に巻き蘇民将来の子孫であると唱えれば
無病息災が約束されると教えました。

後年、疫病が流行った時に茅の輪を付けていた
蘇民将来の子孫だけが生き残ったという伝説があるほど。
この伝承は色々なところで伝わっていて
その場所によって少しずつストーリーが違っていたりしますが
【スサノオをもてなした蘇民将来が助かった】
というところは共通のようです。

ちなみに有名な京都:八坂神社の祇園祭は
平安時代にの疫病が牛頭天王(神仏習合ではスサノオと同一)の祟りだとして
それを鎮めるためにスサノオを祀った祇園社(八坂神社の前身)
信仰したのが始まりと言われています。
どうやらスサノオと疫病・無病息災は
関係が深いようですね。

神事の起源

最後に、あまり他のサイトが紹介していなかったのですが
大祓の神事は日本書紀天武天皇「大解除(おおはらえ)」
命じて臨時の大祓が行われた記述があります。
それが後年、定期的に開催する宮中神事に変化していきました。

 

日頃、意図せずともついてしまう穢れを清め
無事に夏を超えられるよう祈願した大祓。

今年は皆さんもぜひ神社に行ってみたくないですか?

次の記事で具体的な作法などを
簡単に紹介していきますね!

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