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日本文化

【神話】交通を守る、三姉妹

【神話】交通を守る、三姉妹
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さてさて、厳島神社にも宗像神社にも祀られている
宗像三女神という神様達。

彼女たちはいったいどんな神様なのか
簡単にみていきたいと思います!

剣から生まれた神様

古事記と日本書紀では
この三女神の生誕の記述がちょっと違います。
ついでに言うと、日本書紀ではその中でさらに
何巻に載っているかによって記述が違うので
ここでは古事記説を紹介しますね。

お父さん(伊弉諾尊(イザナギノミコト))からもろもろあって
国外追放を受けた素戔嗚尊(スサノオノミコト)。
国を出る前に一目お姉ちゃん(天照大御神(アマテラスオオミカミ))に会おうとやってきたものの
お姉ちゃんは弟が高天原(天界)を奪いに来たと臨戦態勢でお出迎え。

スサノオアマテラスに、二心はない事を証明するために
誓約(うけい:占いの一種)をしようと提案します。

アマテラススサノオの持っていた剣を受け取ると
かみ砕き、吹き出した息から三柱の女神が生まれました。

この三柱の女神こそ、宗像三女神です。
(ちなみにこの誓約はこの後、アマテラスの勾玉を受け取ったスサノオが
やっぱりかみ砕いて吹き出した息から5柱の男神が生まれます。
スサノオは「俺の心が清く、潔白だからこそ優しい女神が生まれたんだ!」ってことで
お姉ちゃんは弟を認め滞在を許し…これが有名な天岩戸隠れにつながっていきます…笑)

っていうかさすが神様。
剣かみ砕いちゃうわ、勾玉かみ砕いちゃうわ
息吹き出したら神様生まれちゃうわ(笑

でもこのファンタジーアニメ顔負けの
人間らしからぬ行動が日本神話の面白いところです^^

日本書紀だと生まれた順番の他
男が生まれたら勝ち!ってことになっている巻もあって
ちょっとストーリーが変わってきます。

交通を護る神様

この三女神様たち、アマテラスから多大な信認を得ています。

日本神話:天孫降臨で、アマテラスニニギという神様を
現在のわたしたちの世界の統治者として使わせます。

このニニギ、さっきの誓約でアマテラスの勾玉から生まれた
5人の男神の子供。
だから天(アマテラス)の孫(=ニニギ)が下界に降りてくる、ってことです。

まぁこの天孫降臨が起こるまでにも色々ウィットに富んだ
エピソードが盛沢山なんだが…

この愛孫が天界からはるばる国に降りる時に

『その道中の安全を守護し、永劫天孫をお助けし、天孫に祭られよ』

ってことで一緒に使わされたのがこの宗像三女神です。

天孫様の道中を守られるほどの功績から
道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれるようになり
あらゆる交通の神様として祀られるようになりました。

ちなみにこの【貴】という字が使われるのは
伊勢の大日靈貴(おおひるめのむち=天照大御神)
出雲の大己貴(おおなむち=大国主命)
この道主貴だけ。
最も高貴な神様に贈られる総称である【貴】という言葉が使われているところから
宗像三女神がいかに大切に崇敬されていたかがうかがえますね。

 

中世の日本にとって海上貿易の要所であった
福岡:宗像(大陸との航路上)
広島:厳島(瀬戸内海の要所)

こういったところに祀られるようになったのは
結構必然だったのかもしれないですね。

全国に勧請された
宗像神社厳島神社をはじめ
様々なところでお祀りされているので
近くにいらっしゃる方は
ぜひお参りしてみてくださいね^^

宗像三女神たちが主祭神として祀られる
広島県厳島神社についての記事はコチラ
【厳島】神の宿る島の神社

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