
【東国三社巡り】と言うぐらいですから
一社ずつ個別に参拝するのではなく
三社合わせての楽しみ方、というのがあります。
せっかく順々に回っていたのに
え、こんなのあったの!?
あっちで見てこなかった…
なんて事にならないように
ぜひ参考にしてみてください!
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三社巡るなら外せない!ナマズを抑える要石や東国三社守もチェック☆
ナマズを抑える要石
1つ目は、鹿島神宮と香取神宮にある
要石、という石…
2枚目の写真を見るとわかりやすいように
この石、地面にしっかり埋まっているんですよね。
言い伝えを要約すると…
葦原中国の平定を終え、鹿島・香取の地にやってきたタケミカヅチとフツヌシは
人々が地震に怯えているのを知りました。
この地震は、地中の大ナマズが騒いでいるからだと知ったタケミカヅチ達は
地中に石棒を刺してナマズを抑え、地震を鎮めました。めでたしめでたし。
その時、タケミカヅチ達が地中に刺した石棒の先端が
今わたし達が見えている要石、だと言われています。
写真1枚目の凸型の要石は
香取神宮にある要石で、ナマズの尾を抑え
写真2枚目の凹型の要石が
鹿島神宮の要石で、ナマズの頭を抑えているといわれています。
正直な感想としては…
めっちゃ小さい!
大ナマズを抑えてるっていうぐらいだから
ずっしりと大きいものを想像していたんだけど
そんなことは全然なかった…
(写真で投げ入れられた小銭との対比を見ると
なんとな~く想像できると思うけど…)
ちなみに要石にはこんな逸話も。
水戸黄門のモデルとして有名な二代水戸藩主徳川光圀公は
1664年の参拝時にこの要石の周りを昼夜兼業で7日7晩掘り続けたにもかかわらず
底にたどり着くことができなかった…と、黄門仁徳録に載っているらしい。
(ちなみにそれが鹿島・香取どちらの神宮だったかは、定かではないんだって)
それにしても、いくら江戸時代とはいえ
7日7晩掘り続けるって…どのぐらい深くまで
掘ることができたんでしょうか…
(っていうよりそんなことして黄門様は
罰とか当たらなかったのかな…苦笑)
三社めぐって初めて完成するお守り
そしてもう一つおすすめしたいのが、これ。
本体(でいいのかな?)を1つと
それ以外の神社(2か所)で御神紋をそれぞれ。
三社の御神紋を貼ることで
お守りが完成するつくりになっています。
特に回り方の順番はないため、どの順番でも大丈夫で
どの神社の社務所でも、本体と御神紋シールを
それぞれ授与されておりました。
ちなみにわたしは、鹿島神宮から参拝したので
鹿島神宮で鹿島神宮の御神紋がついたお守り本体を頂き
息栖神社と香取神宮にて御神紋を頂いてきました。
まぁさ…ただシール貼るだけなんだけど…
結構楽しいので、せっかく三社回るならオススメです(笑
唯一注意するとすれば、
各神社の御神紋は他の神社では授与されていないので
2社目で「やっぱりほしい!」ってなっても
前の神社に再度参拝しない限りお授けいただくことができません。
まぁ時間に余裕があれば大丈夫だけど
社務所は16:00~16:30頃には閉まってしまうので
ここを読んでくださった皆様は!
ぜひ事前にこちらのお守りを頂くかどうか、考えてから
参拝されてくださいね。
やっぱりせっかくだし…御朱印も頂いてみよう!
このサイトでも紹介させていただいている御朱印。
先日朝のワイドショーでも特集してたけど…
やっぱり最近流行ってるよね…
せっかく足を延ばして三社を巡られるのですから
それぞれの場所で御朱印も頂いてみましょう。
【鉄則】
御朱印だけもらうのはダメ、絶対!
しっかり参拝させていただいて、その記念に頂きましょう。
詳しい御朱印について・もらい方は、こちらの記事を参考にしてね。
わたしは今回まさかの御朱印帳を忘れるという
大失態を犯したので。。。
鹿島神宮で御朱印帳もあわせて頂きました(笑
頂いたお守り、御神紋と一緒に。
ここまで続けてご案内してきた東国三社。
鹿島神宮、香取神宮、息栖神社と
いずれも神話・国譲りに関係のある神様を祀りながら
少しずつ違った神社でございました。
関東一のパワースポットと詠われながら
伊勢神宮や出雲大社のように
たくさんの観光客が訪れている場所ではなく
神域でゆっくりとした時間を過ごしたり
おいしいみたらし団子に舌鼓を打ったり。
関東圏からは車で十分日帰りが可能なので
ぜひ週末のお出かけ先に選んでみてくださいね。
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