
東京から、大阪から、はるばる伊勢市に着きまして。
まずは皆さん、ぜひとも外宮へ。
ではそもそも外宮ってどんなところなのでしょう。
Contents
下宮:皇大神宮
鳥居をくぐって…
橋を渡り…
こちらが神楽殿。
そして正殿。
【外宮】
正式名称:豊受大神宮(とようけのおおみかみ)
主祭神:豊受大御神
似たような文字並びだな。。。笑
主祭神:豊受大御神は衣食住をはじめとした
広く産業の神様です。
あ、ちなみに豊受大御神は
豊受気媛神、トヨウケビメという名もお持ちのように
女神さまでいらっしゃいます。
日本書紀には登場されない
古事記の御饌の神(食事の神様の一柱)です。
私達が日々、
住むところがあって
着るものもあって
食べるものに困らない。
そんな日々の生活に感謝すると
豊受大御神がますますご加護をくれる。
そんな場所ですね。
豊受大御神が下宮にいる理由
ではなぜそんな豊受大御神がこちらに祀られてるのか。
……
……
……
答え:天照大御神の御神託が下ったから。
なんのこっちゃ?ですね(笑
あくまでも通説ですが
内宮に祀られる天照大御神が
雄略天皇の夢に現れ
自分の食事を安らかにするため
豊受大御神を近くに呼べ。
…とお告げ(=御神託)をしたそうな。
これは古事記にも日本書紀にも記載がないことなので
日本神話…からはちょっと外れるのかな?
まぁ結果、内宮の近くに外宮が建設され
今でも外宮の御饌殿(みけでん)では
【日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)】が
毎日続けられています。
そしてここで関係してくるのが
別の記事でお伝えした外宮⇒内宮での参拝順番。
通常、日々行われている祭儀については
外宮⇒内宮の順に行われます。
豊受大御神は天照大御神の御饌都神(みけつがみ)ですから
祭儀より先にまずはお食事をお供え(これも祭儀だけど)するのです。
(これを【外宮先祭】といいます)
これに習って、参拝も外宮⇒内宮がいいんですね。
はてさて、ちょっと長くなりましたが
伊勢に着いたらまずは外宮で
日々の生活の感謝の意を伝えましょー!
っていうことを皆さんにお伝えしたかったのです。
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