
神社で鳥居をくぐったら…
いよいよ神域に入ってきたことになりますね。
ここでも神社、またこれに関してはお寺でも
ほぼ必ず見かけるものがもうひとつあります。
さて、皆さんこれなんて呼ぶか、ご存知ですか?
手水舎
一般的には【手水舎】というのが一番多い呼び方です。
さて…なんて読むのでしょう?笑
ちょうずや
ちょうずしゃ
てみずや
てみずしゃ
この施設にある水の事
手や口を参拝する前に洗う事
これらを【手水】というのです。
(この場合も読み方はちょうず・てみずどちらも正解)
なのでその洗い場や水があるところを手水舎と呼ぶことになりました。
一般的には水盤があり、
柄杓が置かれているところがほとんどですね。
水盤舎、御水屋なんて呼ばれることもあります。
あと結構一緒に目にすると思うのが龍。
なんとなく手水舎の水って、龍の口から出てるイメージありませんか?
龍、龍神様は雨などをつかさどる水の神様の化身と信じられています。
なのでその龍神様から湧き出る水(=神の水=ご神水)で
神様のお力を借りて身を清める、って意味があるそうです。
もちろん普通の蛇口だったり
竹が使われていたり
別の神使だったり…色々ありますけどね(笑
なんであるの?
手水舎で手を洗ったことがない!って方は
なかなか少ないかと思います。
まぁ…古かったり小さかったりする社寺では
水が溜まっているだけになっていて
それでは逆にちょっと汚い…ってこともあるけどね(苦笑
(どこに行っても運営・維持費って難しいよね)
でもきっと見たことはあるでしょ?
ここでは手を洗い、口をすすぐ。
皆さんはなぜ、手を洗ったり、口をすすぐか知ってますか?
この行為はね、上でも少し出ましたが、身を清める場所。
元々、神道の禊(みそぎ)にあたる行為なんです。
水は罪や穢れ(けがれ)を洗い流すものと
古来から考えられていました。
わたしたちは鳥居をくぐり、神域に入り
このあと、神様の御前にでるわけですから
その前に身だしなみを整える…その準備のひとつ、ってことです。
元々は神社の参道近くに流れる川や
湧き水を使って身を清めていましたが
時代が変わるにつれ、段々と水源の確保が難しくなったり
河川が汚染されてしまったりすることもあって
手水舎が置かれるようになったそうです。
だから手水舎が設置されたのって結構最近だそうですよ!
日々の生活の中で意図せずとも身についてしまった穢れを
神域の奥深くに持ち込まないように
出入口の近くで身を清めて、清々しい気持ちで
神域の空気を感じてみてくださいね^^
詳しい作法は次の記事で紹介します!
でも、そういったことを熱量たっぷりに話せる人
話してくれる人ってなかなか周りにいなくないですか?わたしはずっとそうでした。
神社とか、お寺とか、お城とか。
好きなのはいいけど誰も共感してくれない。かと思えば間違った作法でお参りしてしまっている人を見かけて
「あぁ、もったいない!」なんて思ってみたり。
でもインターネット社会の今だからこそ、近くに、
そして遠くにいる同じ趣味を持った仲間と繋がりませんか?
こんな神社に行ったよ、こんな写真が撮れたよ、こんなお城に行ってみたい!
みなさんのそんなご報告や、情報収集の場になったらいいな、と思ってFacebookグループを立ち上げました!
まだまだグループを立ち上げたばかりですが
だんだんと活発なコミュニティにして行けたらいいなと思っています。
もちろん参加は無料、情報収集したいだけ…なんて方ももちろんご参加ください!
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