
2003年公開 名探偵コナン映画シリーズ
第7作目の『迷宮の十字路』の聖地巡礼シリーズ。
前回は京都駅・南禅寺・蹴上インクラインをご紹介しました。
さて今回はストーリー的にも深くかかわってくる
源義経にゆかり深い土地をたどった
平次とコナン君の足跡を追っていきましょう!
Contents
牛若丸(義経)・弁慶像
なーんでかわからないけど
映画であちこち回っていた中で
このショットがスゴイ記憶に残っている…笑
…どちらかというと頼朝より義経派です。はい。笑
この銅像は義経と弁慶の出会いのシーンを描いたものなので
厳密には牛若丸・弁慶像ですね。
五条河原町の歩道交差点をのうち、東(鴨川)側を
南北に渡る中央分離帯位置にあります。
一時期工事の影響でほかの場所に移されていたんだけど
今は写真の通り映画と同じ位置に戻ってきてますよー。
そして牛若丸と弁慶になぞらえるかのように
平次とコナン君が再会するのがすぐお隣の五条大橋。
平次のセリフ無しで見てたら
完全にコナン君の後ろから忍び寄る犯人だよね…笑
っていうか後ろにジャンプして
橋の欄干に飛び乗るって、どんな運動神経(笑
(まぁここ数年の作品に比べたらまだ可愛いもんか…笑)
実は現在のこの五条大橋は豊臣秀吉の時代に
この位置に架けられたもの。
この位置は平安時代から続く区画では六条坊門通りにあたり
実際当時の五条大橋(五条通)は、現在の松原通のあたりだったそう。
これが義経の足跡を追うツアーだったら
その辺深く突っ込んで松原通にも足を運ぶのですが…
(実際に後で歩いて通るんだけどねw)
今回は平次とコナン君が大切なので
ここらで現:五条大橋の下に降りてみました。
そもそも普段の観光中に川端通あたりはあるいたりするけど
なかなか鴨川の川沿いに降りて歩く事ってなくて
こんな風に気軽に降りていける風になってるなんて知りませんでした…
場所的には五条公園の下側、ってあたり。
五条と木屋町通の交差点の北側に
階段があるので足元に注意の上降りてみてくださいね。
五条天神社
さてさて、この後残念ながらバイクがないので
(作中は平次のバイクで京都市内を回るんだけど)
このまま五条を少しバスで河原町から西洞院通りまで進み
五条天神社へ。
劇中もそうなんだけど
車は対面で通れるけど割と静かな通り沿いに
突然ぽっかりと現われる五条天神社。
…まぁ京都の街中の寺社なんてみんなそんなもんか(笑
『迷宮の十字路』に深く関わってくる義経記では
この五条天神社のあたりこそ
義経と弁慶が出会った場所だとされています。
さっきの五条大橋の項でも少し触れたけど
豊臣秀吉の新区画割前までは
この五条天神社の北に通る松原通が五条通でした。
祭神は大己貴命、少彦名命、天照大神。
日本の創建、根幹にかかわる神様達ですね。
わたしも知らず、面白いなと思ったのは
この神社、平安京遷都にあたり空海が勧請したんだとか。
空海と言えば弘法大師とも言われる真言宗の開祖。
ほぅ…お坊さんが神社を勧請ね…
おもしろい!って一人でテンション上がっちゃって(笑
こうしてまた違った切り口で京都を回ると
普段なかなか行かない神社やお寺に行けたり
普段見えなかった角度から京都が見えて
おもしろいよね。
ということで今回はここまで!
五条大橋周辺と五条天神社をご紹介しました!
五条通あたりは、京都一番の繁華街四条周辺からも近いし
ぜひゆっくり歩きながら回ってみてもいいと思います!
☆ほかの聖地巡礼ガイドもぜひご参考ください☆
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