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日々の徒然

【美術】ロマンティックロシア:独自発展したロシア絵画・移動派との出会い

【美術】ロマンティックロシア:独自発展したロシア絵画・移動派との出会い
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このブログ、2018年3月頃から始めて
神社とか歴史とかについてつらつら書きながら
完全にわたしが好きという理由で
美術館巡りのレポートも書いてきました。
(日本美術とか仏像系展示とかは
日本文化を語るうえで欠かせないと思ったんだもの…笑)

気が付けばなんとこれ13記事目!笑

レポートを書いていない小さな美術展も含めると
なんと20回ほどは美術展に足を運んだ2018年

美術が嫌いだった昔のわたしが聞いたら
目が点になりそうな行動だけど(笑
そんな2018年の締めくくり美術展は
ロマンティックロシア展を見てきました!

同時期開催のルーベンス展フェルメール展が有名すぎて
ちょっとおされ気味の印象だけど(笑)

だからこそ、今ぜひ見に行ってほしい美術展でもあるのです。

国立トレチャコフ美術館所蔵
ロマンティックロシア展概要

開催期間:2018/11/23(金・祝)-2019/1/27(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム (東京会場)

YouTube公式チャンネル:Bunkamurachannel より

フェルメール展が10月頭から2月
ルーベンス展が10月半ばから1月末。
ロマンティックロシアが11月から1月。

完っっっ全にかぶっとる!!!笑

西洋絵画の有名どころが2つも同時に来てて
いい感じに満たされているかもしれないけど
この2人とはまた全然違ったアプローチで
西洋絵画に触れられる機会です!

…とゴリ推ししつつも、わたし自身
実は全然ノーマークな美術展でした。

実は行く予定じゃなかったロマンティックロシア展(笑

実は今、もうひとつロシアの美術館からの美術展が開催中です。

国立ロシア美術館所蔵
ロシア絵画の至宝展 夢、希望、愛

─アイヴァゾフスキーからレーピンまで─

そう、わたしは正直こっちが気になっていた(笑

ただちょっと会場が遠い
夜も空いてない
そもそも仕事終わりには立ち寄れない…

と、思っていたところに
このBunkamuraで開催のロマンティックロシアが
追い打ちをかけるように(わたしにとっての)切り札公開…

>>>音声ガイドは諏訪部順一さん<<<

わたくしこの方のために
名作誕生-日本の美術展も行ったぐらい。

【美術】名作誕生-つながる日本美術:美の家系図が見える!

と、そのくらい激推しなお声の声優様なのです。

という事で今回は仕事をサボタージュしゲフンゲフン

正当に午後半休を頂き(笑)
月曜日午後に優雅な美術鑑賞と決め込んできましたw

いやぁ…今回も全くもって鑑賞を邪魔しない
落ち着いた音声ガイドで
相変わらずそっちに集中して絵見忘れそうでした(笑

こんな人にオススメ

っていうか前置き長くない?って話は置いといて
ここはわりと個人的見解も強くなるんだけど
以下にあてはまるなーって方は特に楽しめると思う!

西洋絵画が好きな人

ロシア美術にそこまで詳しくないから
今回の展示を見て、って感じになるけど

ロシア美術展っていうよりも
西洋絵画展って色が強いように感じた。

今回の展示の中心が19世紀後半がメインだからか
ロシア帝国色とか、共産色っていうのがそこまでまだ目立ってなくて
どちらかと言えば当時のフランスフランドルの絵画に近い。

なので「ロシア美術ってなに?」な人もとっつきやすいだろうし
あぁやっぱりロシアヨーロッパだな、って
感じるのに十分な作品がたくさんでした。

風景画~印象派が好きな人

まぁ上にもちょっと書いたけど
基本的な時代はフランスでちょうど
ロマン主義写実主義に続き
印象派の画家達が勢いを増してきたころ。

有名どころだけを見てるとなかなか知らないけど
ロシア絵画も独自の発展を遂げながら
やっぱり同じような絵を描き始めるんだな…

っていうのが実感できる展示。

まさにこれがロシアの風景…!!とか
これがきっとロシアの点描法かな…とか。

近代以降は特に描く対象も宗教・歴史から
風景市民にうつったことで
画家の活躍した場所が違うと
同じ技法で全く違う風景を描くことになる。

そういった意味で、普段から西洋絵画に慣れ親しんだ人も
十分に楽しめると思う!

マイナーを楽しみたい人

決して売れなかったとかっていう意味ではなく
美術史の大きな潮流に完全に組み込まれなかった、という意味で。

ダ・ヴィンチミケランジェロラファエロ
ベラスケスゴッホシーレ、ダリ
ダヴィッドピカソターナーカナレット

そういった世界の名だたる巨匠の中で
ロシア人画家が出てくることって
なかなかない。少ない。わたしは知らない。

でもだからこそ先入観とかなく
純粋に目の前の絵を楽しめるチャンスでもある。

案外こういう時って自分のお気に入りの画家が
見つかったりするもんですよね。
(わたしとヴェネチア派の出会いはまさにそれだった!)

移動派との出会い

今回のロマンティックロシア展。
言うとすれば【移動派展】でもあると思います。

目玉作品とされている「忘れえぬ女」の他
「月明かりの夜」「花瓶のフロックス」も出品されている
イワン・クラムスコイを中心に
イヴァン・シーシキンイリヤ・レーピンなど…
(今回出品の作者だとレーピンが一番有名かな?
『イワン雷帝と皇子イワン』はわたしも好き!)

フランスでアカデミーサロンに反発した画家達が
印象派の主流となって印象派展を開催していったように

ロシアでは官立美術アカデミーの制約に抗議した画家達が
巡回美術展協会を組織、巡回美術展を開催していく。

似て非なる時代の流れだけど
彼らの絵を見れば、あぁ~確かに似ているな…とか
こういう絵ってあんまり近代西洋画で見ないなぁとか。

印象派を中心とした近代の西洋画家達が
進んでいったのと同じ方向にやっぱり向かうんだけど
平行に近いけど、別のレールの上を進んでいっている感じ。
(え、なに、よくわからない?)

指導者:イワン・クラムスコイの画家の顔

その移動派の指導者とされているのがイワン・クラムスコイ
今回の目玉である「忘れえぬ女」の作者です。

ロマンティックロシア今回のリーフレットもチケットも「忘れえぬ女」だしね

でもでも!わたしは全力でその近くに展示してある
「月明かりの夜」をオススメしたい!!!!!

版権があるので載せることはできませんが
ぜひとも現地で見てほしい…。
(まぁHPさえ残っていれば、公式HPの見どころで見れるけど…笑)

絵の主役である女性はなぜベンチに一人で座っているのか。

決して明るい表情じゃないんだけど
かと言って際立って悲壮感があるわけでもなく
何かを見つめているのか
疲れて休憩しているのか…

なぜ森の中ドレスなのか。

その森もドレスもすごく緻密
一定距離にポールが立ってるから
そんなに間近で、ってわけにはいかないんだけど
可能な限り近くで凝視したい筆タッチ

ぜひ現地で見てほしい(2回目)

夜の森の風景とミステリアスな女性
暗い森白いドレス

いつまでも見ていられそうな絵でございました。
ぜひ皆さんも現地でm(ry

風景画はやっぱりシーシキンが好き。
「雨の樫林」「松林の朝」
写真かと思うような緻密さでした…
あとグリゴーリー・ミャソエードフ
「秋の朝」もすごくよかったので
ゆっくり鑑賞をオススメです。

残念なのはシーシキンクラムスコイも含め
気に入った作品はいくつかあったんだけど
ポストカードのレパートリーが少なかったこと…

画集を買わずにポストカード派としては
残念極まりなかった…モスクワまで買いに行くか…笑

このロマンティックロシア展
実はこの東京会場での開催の後
岡山・山形・愛媛
約1年かけて巡回します。
【2019年】
4月27日~6月16日 岡山県立美術館
7月19日~8月25日 山形美術館
9月7日~11月4日   愛媛県美術館

お近くに巡回展が回ってきたときに
ぜひ足を運んでほしい…!!

ロシア絵画に詳しくなくても
きっと楽しめる。
そしてちょっとロシア絵画が好きになる。

そんな美術展でした♡

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