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西洋画

【美術】ルーベンス展―バロックの誕生:フランドル画家ではなく、イタリア画家としてのルーベンスを見る

【美術】ルーベンス展―バロックの誕生:フランドル画家ではなく、イタリア画家としてのルーベンスを見る
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東京:上野国立西洋美術館にて開催の

ルーベンス展―バロックの誕生
会期:2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)
ルーベンス展 ー バロックの誕生

結構大々的に広告打ってるので
どこかでちらっと見かけた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

日本では2013年から5年ぶりのルーベンス展
ヨーロッパでは各地に作品が残り人気の高いルーベンスですが
日本ではやはり…【フランダースの犬】のイメージが強いかな?

主人公のネロ憧れ続け、最後に愛犬パトラッシュと一緒に見たのが
アントワープ聖母大聖堂の祭壇画。
この【聖母被昇天】【キリスト降架】の作品を描いたのが
今回の展覧会の主役:ペーテル・パウル・ルーベンスです。

今年のルーベンス展は過去最大規模のルーベンス展になるという事で
歴史画だけではないルーベンスの作品も多く展示されるようで
見どころ満載ですよ!

ルーベンスってどんな画家?

彼の略歴は色々なところで解説もされているので…
ここでは彼の特筆すべき3つのポイントに焦点をあててみましょう!

特徴的な裸体フォルム

わたし的にルーベンスの作品は
美術館でほかの画家と一緒に展示されていたとしても
かなり見つけやすいタイプの画家だと思います。

その理由がこの特徴的な肉体の描き方。

三美神
©Peter Paul Rubens
The Three Graces(1639)
Museo del Prado, Madrid
https://www.wga.hu/index1.html

この三美神なんて結構わかりやすい程に
ルーベンスの肉体の描き方が出てる。
後にルーベンス風、なんて代名詞にもなるほどの特徴です。

この豊満というか、むっちりとした裸婦像…
男性にしても筋骨隆々というかたくましいガタイの良い
男性像を描くわけだけど
当時、バロックの時代に各国の有権者のみならず
スペインイギリスの王族までもを魅了した
ルーベンスの筆遣いというのは一見の価値あり。

一見という点では国立西洋美術館にも作品はあるんだけど
約40作品ほどのルーベンス作品が一同に会するのはなかなか稀。

思う存分ルーベンスが描く人物像を堪能できるチャンスです。

多数の歴史画作品

西洋絵画の世界で【歴史画】と呼ばれる作品があります。
神話、聖書などの宗教歴史上の事件を描いたものの事。
近代に近づいて、歴史画以外の分野が活発になってくるまでは
歴史画はとーってもたくさん描かれました。

中でもルーベンス歴史画作品は本当に多数。

彼自身が画家としてわりと早く大成したこともありますが
工房を構えて弟子たちと共に製作にあたったという背景もあります。

長年ヨーロッパを中心に西洋絵画の主流であった歴史画
画家の王とも呼ばれるルーベンスの作品で触れられるなんて
とっても贅沢!(な、事なんですよ!)

ヨーロッパは特に、有名な画家による教会の祭壇画
天井のフレスコ画なんかも多く
持ち運びのできない作品もたくさんあるから
多くの作品に触れたかったら現地に行って見る、というのが
どうしても主流になりがちですよね。
有名な作品とかは門外不出で貸し出ししてくれないしね。
(ちなみにルーベンスに関しては
ロンドンバンケティングハウスが個人的に絶対おすすめ!)

そういう点ではなかなか…というかかなりいい作品がそろってました。

今回のみどころは?

なんといってもイタリアとの関係にフォーカスを当てている事でしょう。

冒頭の挨拶分で『ルーベンスをイタリアの画家として扱う』っていう
表現があったんだけど、展覧会を見ていくとその意味がよくわかりました。

今回の展示は画家にテーマを絞っての展覧会では珍しく
時系列ではなくテーマごとに分けた展示になっています。

展覧会の見どころは日本初来日にして
ルーベンス最後の大作と言われる【聖アンデレの殉教】
このほかにも3m越えの大作が展示されているので
見ごたえはばっちり。

個人的におすすめしたいのは
しれっとヴェネチア派の作品が並べられているところ。

ティントレットティツィアーノの作品は
国立西洋美術館蔵のものなんだけど
ルーベンスヴェネチア滞在中に私淑していたこともあって
並べて見ることで『おぉ!確かに真似たな⁉』っていうのが見える。

世界にとどろく巨匠も最初は先人の知恵を借りるのね…!!

そしてその逆もまたしかり。

印象派の画家として名高いオーギュスト・ルノワール
ルーベンスを模写した作品もあるんです。
(まぁ…これも国立西洋美術館の作品だからいつでも観ようと思えば見れるんだけどねw)

わたしはこの作品展の中で一番のお気に入りは
最後のほうに展示されていた【マルスとレア・シルヴィア】

っていうかよく考えたらゼウスに始まり
ローマ神話って不徳の話多いよね(笑

この時に(っていうか後に?)レア・シルヴィアが身ごもった双子が
ローマ神話上ローマの建設者と言われるロムルス・レムスの双子。

どんな絵画なのか…はぜひ会場でお確かめください^^

ルーベンス展は2019年1月20日までと
長い期間やってますので
近隣の方々のみならず
週末や年末年始を利用して
ぜひヨーロッパの絵画に触れてみてください!
(年末は12/28~1/1がお休みなのでご注意を…1/2からやってるそうです!)

ルーベンス展―バロックの誕生
場所:国立西洋美術館
会期:2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)
公式HP:ルーベンス展―バロックの誕生

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